vim-jp-westのオフ会幹事をしました

この記事はVim駅伝の2023-07-17の記事です。
前回の記事はtomato3713さんのNeovimでディレクトリを開いた時に任意のファイラープラグインを起動する設定を楽にするプラグインを作ったです。
次回の記事はtaniさんのカラースキーム自作のすすめ、の予定です。

【はじめに】

6月に2日間、vim-jp のオフライン会を行いました。私が幹事を担当したのですが、今回はその件について、御報告を兼ねて書かせていただきます。

【きっかけ】

もう約30年ぐらい前になるでしょうか、NiftyServe華やかなりし頃、当時は色々な集まりのオフ会に参加したり、幹事を担当したりしていました。そんな私が4月下旬、最近お邪魔している vim-jp で、オフ会開催について何気に質問してみたのです。実はそれまで

「ガチ技術系のコミュニティだし、slack上で文字のやり取りは出来てるし、なんならzoomでもskypeでも何でも使えば離れてても見たり話したり出来る時代なわけで、最近の人はオフなんてあまり興味ないんだろうかな?どぉなんだろ?」

と考えていたからです。

ところが意外や意外。vim-jp の皆さんから「いいぞ、やれやれ」な感じで背中を押していただいたのです。とても有難い後押しに感じました。そこで一発奮起して、企画することにしました。

【開催日まで】

vim-jp で紹介いただいた 調整さん - 簡単スケジュール調整、出欠管理ツール を使って、開催日、出欠のアンケートを取りました。私の我儘で、曜日は金曜、土曜に絞りました。結果、金曜、土曜のそれぞれに出席の意思表示をいただきました。折角手を上げてくださった方々を選ぶなんて申し訳ないしどうせなら、と考え、日を少し開けて6月10日土曜日と6月30日金曜日の2日間とし、1日目を懇親会、2日目をもくもく会+懇親会、というフォーマットにしました。開催地は、参加者皆さんの交通の便を考慮し梅田駅周辺に設定しました。会開催の告知は connpass にも登録し、compassでの参加登録をもって受付することにしました。

【1日目 6月10日土曜日】

お店の前で待ち合わせ。店の玄関真ん前だったので特に問題なく、スムーズに初対面出来ました。Vimに因んで、私はグリーンのポロシャツを目印に来ていったのですが、他にもグリーンのお洋服の方が居らっしゃいました。「どぉもどぉも~!今日はおいでいただき…」なぁんて御挨拶から始まり、まずは自己紹介。元々この日は「取り敢えず1回、集まってみ~へん?」的な主旨でしたので、PCや本を広げることもなく、ふっつぅ~に食事するだけでした。がしかし、蛇の道は蛇。当然、技術的な話も徐々に飛びかうようになっていました。とはいっても、「いつも、Vimでどんなことしてるの?」とか「Vim歴どれくらい?」といった比較的浅めな内容です。場所がふっつーの焼肉屋さんだったので、とある方は「周りから見たら、何の集まりに見えてますかねw」な~んて仰っていました。私は、そう言われるまで全然気にしていませんでしたよ?w。

【2日目 6月30日金曜日】

この日も待合せ→もくもく部屋への入室までスムーズに経過。お部屋は『ワンルームマンションの一室をそのまま自習スペースに模様替えした』って感じのスペース。初めに簡単に自己紹介をして、誰彼ともなくラップトップを開いていって、slackの画面を見たりなんかしながら、気がついたら3人共黙ってモニタとにらめっこ状態。なるほど。これがモクモク状態なわけですね。そのうち参加者さんから、.cacheファイルをどうしてる?のネタフリ。少し会話が盛り上がりましたが、結局解決できたのか出来なかったのか解らないまま再びモクモク。懇親会をどうするか考えていたら、遅れてくる方がslack上にメッセージを入れて下さいました。しかし、予想以上に早い時間だったので慌てて合流の為にお部屋を出る準備。少しドタバタしながら待ち合わせ場所へ。無事に合流できたものの懇親会のお店を決めていなかったのでダラダラ歩いてたらshishiさんが行動力を発揮してくださってようやく食事タイム。食事中はshishiさんにリードしていただき楽しく過ごし、その後お開きと相成りました。

【考察】

オフ会開催の是非について

2日間で私を含めて計6人のVimmerに集まってもらえました。そのうち3人は大阪府外の方でした。「westなので自分も参加して良いかな、と思って来ました」と仰っていた方がいました。osaka、hyogo、kyotoといった都道府県名にすると、近隣の方にとってはどうしてもclosedな印象を与えてしまうそうです。kansaiでも良かったかもですけど、それだと中部地方の方にとっては敷居が高いかもしれません。ちなみに、compassのイベント統計で見れるページビュー/ユニークユーザ数は

1日目 145 / 99

2日目 213 / 149

でした。

いずれにしても『関東以外の地域であってもオフ会の需要は確実に存在する』と思われました。

もくもく会なるものが、どういうものなのか体験出来てよく理解出来た

顔合わせもソコソコに皆さんラップトップを広げだすと自然とゴソゴソし出して、気が付けばモクモク作業が始まっていました。私はラップトップと書籍『Vim scriptテクニックバイブル』を持参していたのですが、あまり集中できず、遅れて来られる方の動向が気になり、slackをチェックしては本を読む、の繰り返しでした。しかし他のお二方はモクモク作業されて、思い出したように会話をする、といった感じでした。「〇×はどぉしてます?」「あぁそれは~」等という感じです。初めから最後までず~っと話しっぱなしという事にはなりませんでした。

2日目の時間配分が大変マズかった

1日目は食事のみだったので時間配分も何も問題はありませんでした。問題はもくもく会。皆さん作業に集中している時間が意外と(失礼)長かったので、もくもく時間はあっという間に終わってしまいました。懇親会の時間、移動時間、帰宅時間等の事前イメージが甘く、参加者の皆さんにはドタバタした印象を与えてしまったかもしれません。懇親会の時には皆さんお喋りでもそこそこ盛り上がっていたので、もしかしたら皆さんモクモクするよりお喋りの方が楽しかったのかも?と感じました。まぁ初めてお会いする方々ばかりですし、この辺りは今後の課題としていこうと思います。

Slack上の話やディープなVimの話題はあまり出なかった

slack上の話がオフラインで改めて話題になることは、あまり無かったです。初顔合わせという事もあり、皆さん若干緊張されていたのかもしれませんね。会がこなれていけば、もしかしたらディープな会話が飛び交うようになるやもしれません。楽しみですよねw。

【参加いただいた皆様へ】

ヴさん:遠いところをおいでいただき有難うございました

keさん:若さが眩し過ぎました

wさん:いつかLTしていただける日を楽しみにしております

kiさん:大阪でのVim関連オフ参加経験をもっと教えて頂けることを期待してます

sさん:お忙しいのに来ていただいてありがとうございました。足の調子はいかがですか?

【さいごに】

また逐次開催していければ、と思ってますので開催希望の方はいつでも御声掛けください!。こちらの、event-vim-jp-westのチャンネルです。slackのvim-jpにはほかにも様々なチャンネルがあります。是非参加してみることを強く強くお勧めします。

vim-jp.slack.com

最後になりましたが、背中を押して下さった vim-jp の皆さん有難うございました。今後共宜しくお願いします。